JR西日本が今月の終わりぐらいから発売する「サイコロきっぷ」って知ってますか?
サイコロの6つの目それぞれに行き先が指定されていて、大阪市内からその行き先までの往復切符が1人5千円で買えるというものです。
行き先がランダムっていうのが面白いですよね。
鉄道会社の工夫
鉄道会社は色んな事業を展開していますが、いわゆる運輸事業(鉄道事業)はコロナの影響などで厳しくなっていますし、人口減少社会なので地方の会社は今後どんどん厳しくなることが想定されます。
そういう中で各社色々な工夫をしていて、コロナ前は豪華特急列車に活路を見出す鉄道会社が増えていたなという印象です。
しかし、コロナの影響で海外からの観光客はあてにできませんし、今後も予断を許しません。
そういう中で、できるだけたくさんの人に鉄道を使ってもらうための工夫として何があるか。
観光客をターゲットとした場合の鉄道のライバルは車や飛行機ですが、これらと鉄道の違いは何か。
最大の違いは「行き先が柔軟である」ところだと思います。
飛行機は空港-空港というルートが絶対で、空港はあちらこちらにあるわけではないので、飛行機はルートの自由度はほとんどありません。
車は自由ですが、何せ時間がかかります。
鉄道はスピードがあるのに加えて、ルートの選定を比較的自由に行うことができます。途中で寄り道とかもしやすいんですよね。
今回の切符は行き先こそランダムですが、指定駅でなら途中下車も可能だそうです。
サイコロきっぷはこのあたりの鉄道ならではの部分をうまく活かしたような施策だな~と感じました。
テレビとかでもこういう企画あるので、それの真似ができるのも楽しいですね。
あなたならではを活かすと
こんな感じで、あなたならではのものがあると、差別化もできますし、人に面白がってもらえるんじゃないかなと思います。
10月まで使えるので、コロナが落ち着いているようなタイミングで使いやすいのもいいですね。
私は関東の人間なので使うことはないと思いますが、西日本にお住みの方は使ってみたら面白いかもしれませんよ!